ハイビジョン編集用パソコン組み立ての手引


 ハイビジョン編集を目的としたパソコンを組む、ということですべてのパーツを選定して、その組み合わせで製作するための手順を用意しました。

 八王子ビデオクラブとNHK多摩アマチュアビデオクラブと合同で開催した自作パソコン講習会のテキストに若干手を入れたものです。

 パーツの選択にあたってはH264の編集と書き出しがスムースにできるものを念頭に置きました。高性能なパーツを揃えれば相当なものができますが予算というものがあります。趣味でビデオ編集をするわけですからやたらと予算を掛けるわけにはいきません。予算と性能とうまく折り合いを付ける必要があります。20万円を上限に、できれば15万円円くらいで押さえるということで、パーツの選定を進め、試作をした結果16〜17万でまとめることになりました。

 編集の際4GBを超えるメモリの消費があることから、OSはWindows 7 Home preniumの64ビット版とし、メモリは8GB搭載することにしました。CPUは性能対価格比を考えるとCore i7の860です。マザーボードはi7 860に対応しかつIEEE1394端子を備えたASUSのP7P55Dです。

 グラフィックカードは編集時のGPUトランジションやレンダリング時のCUDAの有効性などを考えて、しかし消費電力と発熱を抑え気味に、Gforce Gts250としました。モニター出力はHDMI、デジタル、アナログと3通り備わっています。ハードディスクはOSをインストールするものとプロジェクトファイルやクリップを保存するものとに分け、それぞれ1TBのものを用意します。電源は試作品は400Wで動かしていますが講習会で組むものについては余裕を見て650Wとしました。ANTECのTP-650APです。

 ハイビジョンをそのまま書き出せるブルーレイディスクドライブを内蔵するのはもちろん、カードメディアにも対応するためにマルチカードリーダーも組み込みます。ケースは当初安価なものを考えていましたが、書斎はもちろんリビングルームなどに置いても邪魔にならないようなデザインのものをとアルミ製の中クラスのものにしました。

 ※パソコンを組み立てるのはいってみればプラモデルを組むようなものです。工具もほとんど必要ありません。配線はすべてコネクターで接続します。コネクターは信号の種類によってすべて形が異なっているので間違った場所に差すことはまずありません。ただし、動作しなかったときに冷静に対処できるかどうかが問題です。その際のトラブルシュティングは、別の機会に譲ります。

ハイビジョン用パソコン組み立てマニュアル

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